忘れられた戦場で

とあるブスの身の上話

女性差別の震源地 3/4

※当記事は性被害に遭われた方にとって、好ましくない内容を含みます。
あらかじめご留意ください。

今回から、二回ほどツイッターに関する記述となります。
ツイッターのほうは見ていない方もいらっしゃると思うので、説明を交えながら書きます。

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女性差別の震源地 2/4

私はブログやツイッターを始めるにあたって決めていたことがあって、それは「下手に出ない」ということ。
だからといって、別に居丈高に振る舞おうというわけじゃない。

「下手に出ない」というのは、要するに「媚びない」という意味だ。
長年、見過ごしてきた自身の“あきらめポイント”を、私自身があきらめずに見逃さないという意味でもある。
見逃さずにきちんと他者から見える形で疑義を呈することが大切だと思っている。

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点数をつけられた話

【高一OR高二】

友だちと一緒にマックのバイトの面接を受けた。

裏の従業員室へ通されると、長机の前に数人の若い男性バイトたちが座っていた。
長机は会議室のように対面に設置されていた。

私が挨拶をしながら入室すると、一瞬にして場の空気が凍りついたのがわかった。
何度も経験してきた、よくある瞬間だ。

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女性差別の震源地 1/4

女性差別震源地はルッキズム*1だと私は思っている。

異論はあるだろうが、少なくともルッキズムを数多ある女性差別の一種だとか、性売買に付随するおまけの問題だとか、その程度にしかとらえていない人は完全に誤りだ。
ルッキズム女性差別の最深部か、それに近いところにある。

*1:当記事では顔の美醜に読み替えてください

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ブスのその後の人生

小中学生のころ、同級生にふたり「ブス」が原因で、イジメられている女の子がいた。
ひとりは私が小五~六のときのクラスメイトで、もうひとりは中一のときのクラスメイトだった。

どちらの女の子も、私みたいな人外系ではなく、むしろ私見ではそこまでブスだと思わなかった。
二人とも肌がきれいだったし、顔も左右対称だった。
だけど、イジメられていた。
一旦イジメに発展してしまうと、“リセット”するのは難しい。

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