忘れられた戦場で

とあるブスの身の上話

2022-01-01から1年間の記事一覧

ご無沙汰しております。

こんばんは。ご無沙汰しております。

フェミニストによるブス差別 2

フェミニストによるブス差別 1 - 忘れられた戦場で 【↑の続き】 前回までの記事は少し前に書いたもので、あれから変化があった。現在、Aさんの鍵アカウントは復活している。そこで気づいたのだが、どうやら私は大きな思いちがいをしていたようだ。

フェミニストによるブス差別 1

※詳細Ver.(記録1,2,3)をお読みいただいた方は【その後】まで飛ばしてください。 【あらまし】 昨年、某インフルエンサーの元風俗女性が、性売買に肯定的な男へ対抗する言説として「(だったら男はブスに買われて)ブスのまんこ舐めれんのかよ」というツイ…

記録 3/3

記録 2/3 - 忘れられた戦場で 【↑の続き】 今年の六月、三度目のツイッターのアカウントを取得した。BANされてから一年が経過していたので、再取得が可能になったらしい^^;

記録 2/3

記録 1/3 - 忘れられた戦場で 【↑の続き】 この二十年間、ネット上で以下のようなやりとりを何度も目にしてきた。 ♂「女は身体売ってラクして稼げるからいいよな~」♀「じゃあ、お金もらえれば、ブスとセックスできるの?」

記録 1/3

【2021~2022】 先月、当ブログのこちら(→*)で取り上げたブス蔑視発言をした女性が、ツイッターのアカウントを閉鎖されました。彼女は某所でコラムを執筆しており、そちらも更新が止まった状態です。真意はご本人にしかわかりませんが、私としては私が彼女…

塾に通う

【中一】 「ねえねえ、モアイ~*1、モアイの好きな人ってだれ?」 いわゆるヤンキーの女の子から、そう聞かれた。一学期、最初期の地獄の季節を抜け出し、少し学校生活に馴れ始めたころのことだった。 *1:私のあだ名

人権とスピーチとブス

【小5か小6】 隣りのクラスに台湾人の女の子が転校してきた。 ある日、教室前の廊下で女の子たちが彼女を囲んでおしゃべりしていた。もともと、日本語はけっこう話せるらしかった。

女性差別の震源地 3/4

差別は人が人に対して行うものだ。 不可抗力ではないし運命のせいでもない。 「しょうがない」は全然しょうがなくなんかない。 この世にしょうがない差別なんてひとつもない。 そうでしょう?

女性差別の震源地 2/4

なにを傍観者を決めこんでやがる? むかし、学校でブスをバカにしていたあいつらは何処へ行った? ヤツらが大人になった姿がおまえらだろうが。

点数をつけられた話

【高一OR高二】 友だちと一緒にマックのバイトの面接を受けた。 裏の従業員室へ通されると、長机の前に数人の若い男性バイトたちが座っていた。長机は会議室のように対面に設置されていた。 私が挨拶をしながら入室すると、一瞬にして場の空気が凍りついたの…

女性差別の震源地 1/4

女性差別の震源地はルッキズム*1だと私は思っている。 異論はあるだろうが、少なくともルッキズムを数多ある女性差別の一種だとか、性売買に付随するおまけの問題だとか、その程度にしかとらえていない人は完全に誤りだ。ルッキズムは女性差別の最深部か、そ…

ブスのその後の人生

小中学生のころ、同級生にふたり「ブス」が原因で、イジメられている女の子がいた。ひとりは私が小五~六のときのクラスメイトで、もうひとりは中一のときのクラスメイトだった。 どちらの女の子も、私みたいな人外系ではなく、むしろ私見ではそこまでブスだ…

待ち伏せされた話

【小四】 引っ越してから、しばらく経ったころ。 学校から帰る途中、あと少しで我が家へ到着というときのこと。道沿いに斜めに並んだ平屋団地の住宅から、ひとりの女子中学生が慌てた様子で顔を出した。「来た来た!」と奥にいるもうひとりへ合図を送ると、…

昔のブログ

いつも当ブログをお読みいただき、ありがとうございます。 突然ですが、2006年に私がFC2にて運営していた、ふたつのブログを発掘したので公開します。今よりヒキコモリ度が深かった31歳のときのブログです。 イマヒキッ!https://ilovethesea.blog.fc2.com/…

シスターフッドの向こう側

いくつになっても、惨めで情けない自分に気づく瞬間はつらいものだ。 私はあきらかに「美人」に媚びていた。昨年になるまで、そのことに露ほども気づいていなかった。

看護師さんに嘘つき呼ばわりされた話

小四の夏休みに、今住んでいる地方へ引っ越した。 引っ越し後のまもないころ、いとこと出かけた際に私は車にはねられる事故に遭った。横断歩道のない道路で、左右を確認せずに飛び出してしまったのだ。骨が折れたわけでもなく軽傷だった。

ブスだと自覚したきっかけ

以前書いたように、人生で初めて「ブス」と言われたのは幼稚園のときだった。ただし、その記憶は二十代後半になるまで思い出すことがなかったので、なんとなく漠然と自分がブスだと知りつつも、まだはっきりとは自覚していないという状態だった。 今回は、罵…

オトコ女が誕生するまで

人見知りが激しく気弱で内向的な子どもだった。 と書くと、どんな女の子を想像するだろうか。いかにも、女の子らしくて大人しくて、すぐに泣いてしまうようなか弱い子だろうか。だけど、私は人から気が弱そうには見られない気弱な子どもだった。岩石系のごつ…

後編・シスターフッドの外側で

前編・シスターフッドの外側で - 忘れられた戦場で ↑続き ここでもうひとつ、見過ごしたくない発言がある。以下は、【反性売買派】の別の元風俗女性による発言だ。 「性売買に反対する経験当事者がブスとは限らない※大意」

前編・シスターフッドの外側で

ツイッター全文 - 忘れられた戦場で 「男はブスに買われて、ブスのまんこ舐めれんのかよ!※大意」 これは女性の売春について、「女はラクして稼げるからいいよな」と揶揄したり、「売春したい女性の権利を尊重しろ」と嘯いたりする男性への“対抗言説”だ。こ…

ツイッター全文

私は北欧モデルを支持する売春経験者です。昨年SWASH代表のコスモポリタン記事を読み、SNSを見るようになりました。北欧モデルやそれに近い思想を持つ元当事者の皆さんのツイートも拝見するようになりました。率直にいって度々しんどい思いをしています。ブ…

絶対悪

000

後編・ブスと醜形恐怖症

前編・ブスと醜形恐怖症 - 忘れられた戦場で 【↑の続き】 “醜形恐怖症”の定義は「外見に大きな欠点があると思いこんでいる人」だ。 だけど、19のときの私は、てっきり「本当に顔(外見)が醜い人」も包含されるものと勘違いしていた。というか、「本物」が対…

権力勾配とブス差別

権力勾配は水の流れと同じで、上から下への一方向へしか作用しないようにできている。だから、この男尊女卑社会では、男も女も女性蔑視主義に陥りやすい。

前編・ブスと醜形恐怖症

Googleで“醜形恐怖症”と検索して、ヒットした上位のサイトを見てみると、以下のように定義されている。 醜形恐怖症の人は、実際には欠点はまったくないか、ささいなものであるにもかかわらず、自分の外見には大きな欠点があると信じ込んでいます。https://ww…

ブスとおばさん

「ブスをバカにしている女の子は、おばさんになったらどうするんだろ?」 私がまだアラサーだったころ、そんなことを思ったことがある。 女性の属性のうち、無条件で徹底してバカにされているものがふたつある。それが「ブス」と「おばさん」だ。

罰ゲーム

- 中1 - 休み時間に廊下の長椅子に座り、友だちとしゃべっていたときのこと。 一年生のなかで最高権力者のイケメンヤンキー男が、ためらいがちに私に近づいてくるといきなり壁ドンした。その様子を少し離れた場所から、その男の友人たちが見ていた。私は瞬時…

続・ルッキズムとマッチョイズム

ルッキズムとマッチョイズム - 忘れられた戦場で 上記の記事で、ルッキズムの発祥はマッチョイズムにあると書いた。 マッチョイズムでは強くて力のある者、すなわち「若くて健康な男」が頂点に立ち、強くない(ように見える)男性が男として二流の扱いを受け…

悪役

子どもの頃から悪役で、だれかのヒロイズムや嗜虐心を満たすために倒される存在、それが私だった。 幼稚園児のころ、私と女友だち+男の子のなかよし三人組で、よく『怪物くん』ごっこをして遊んだ。怪物くんはヒーローで、カイコちゃんはヒロインだ。私はい…