忘れられた戦場で

とあるブスの身の上話

好きでもない男の子

小1のとき、クラスメイトのひとりの男の子を追いかけ回していた。

 

「●●くぅ~ん(ハート」と両手で投げキッスをしながら追いかけると、その男の子が「うわぁああ」と言って逃げ回るのが毎度のパターンだった。
しょっちゅう、そんなことをしていた。

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最古の記憶

人生で初めて「ブス」と言われたのは幼稚園のときだった。

 

私は同じクラスの二人組の男の子からイジメを受けていた。
積極的なイジメというよりは、たまたま彼らの傍を通ったりすると、1~2発殴られるといった具合だった。

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ルッキズムとマッチョイズム

ルッキズムの根源はマッチョイズムにある。

 

マッチョイズムでは「強くて力のある者」が一番の権力者となり、その他の者が周縁化される。
男性の場合、顔の醜さより低身長のほうが揶揄されやすいのはそのためだ。
低身長の男性は「強くて力がある(ように見える)」というマッチョイズムの理想から外れるからだ。

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顔が醜いことの「苦悩の本質」とは

「あんた、この顔はいくらなんでもカワイソすぎるww」

中一のとき、友人からそう言われた。


では、顔が醜い女が「かわいそう」なのは何故だと思う?

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差別だと思われていない差別

世の中には差別として認識されていない差別が存在する。
それを差別だと指摘し理解を求めるのは至難の業だ。

 

差別なのにだれも差別だと思っていない「差別」。
問題なのにだれも問題視していない「問題」。

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